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VARで順位アップはR・マドリー、ジローナのみ…現地メディアが集計

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第5節、VARでゴールが認められたレアル・マドリーMFマルコ・アセンシオ

 今季からビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)を導入しているリーガ・エスパニョーラだが、順位への直接的な影響は限定的なものとなっているようだ。スペインメディア『アス』が報じている。

 リーガ・エスパニョーラは今月1日までに第7節が終了。延期となった1試合を除いて69試合が行われ、現地ラジオ局『カルーセル・デポルティーボ』によると計20回の介入が行われてきた。

 ゴールにつながった介入を見ると、4つの得点が認められ、2つの得点が取り消された形。だが『アス』によると、この結果が順位を押し上げたクラブはレアル・マドリージローナのたった2つだけだったという。

 R・マドリーは第5節のエスパニョール戦(○1-0)で、MFマルコ・アセンシオがネットを揺らしたが、副審はオフサイドを宣告。その後VARの介入によって得点が認められたが、この判定変更がなければR・マドリーは現状の2位から3位に落ちていた可能性があった。

 また、ジローナは第3節のビジャレアル戦で1-0で勝利をおさめたが、VARによってオフサイドが認められた相手FWトコ・エカンビのゴールが決まっていれば、降格争いを繰り広げる16位(現在は10位)になっていたという。

 もっとも、この集計はあくまでも直接的なゴール判定のみ。第4節ではバルセロナDFクレマン・ラングレがVARに確認された肘打ち行為で退場処分になっているが、こういったケースは例外。10人のバルセロナは勝ち点1にとどまったが、間接的に影響を与えた例は他にもありそうだ。

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