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レジェンドが見守る中…モウリーニョ解任論のマンU、スコアレスドローで公式戦4戦未勝利に

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マンチェスター・ユナイテッドはスコアレス

[10.2 欧州CLグループリーグ第2節 マンチェスター・U 0-0 バレンシア]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は2日、グループリーグ第2節1日目を行った。H組のマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)は本拠地オールド・トラッフォードでバレンシア(スペイン)と対戦し、スコアレスドローに終わった。

 9月19日に行われたヤングボーイズとの初戦を3-0で制したユナイテッド。しかし、そこから公式戦3試合勝利から遠ざかっており(1分2敗)、ジョゼ・モウリーニョ監督の解任論も囁かれている。今節は、同29日のプレミアリーグ第7節ウエスト・ハム戦から先発4人を変更し、DFエリック・バイリーとMFアントニオ・バレンシア、FWアレクシス・サンチェス、FWマーカス・ラッシュフォードを起用した。

 マンチェスターの交通状況を考慮し、キックオフ時刻が5分遅れたこの試合。入りが良かったのはユナイテッドだが、球際で厳しいバレンシアの守りに苦しめられ、徐々にその勢いは弱まった。さらに前半はシュート1本も枠内シュートはわずか1本にとどまり、15分にラッシュフォードが左サイドからカットインして放ったシュートもわずかにゴール左に外れた。

 後半も均衡した状況が続く。ユナイテッドは8分、右サイドからサンチェスがアーリークロスを上げると、相手のクリアボールをMFポール・ポグバが左足ボレー。これは相手のブロックに阻まれ、17分にはゴール正面やや左の絶好の位置でFKを獲得したが、ラッシュフォードの右足シュートはGKネトに弾き出された。

 互いに決定機がほとんどない中、ユナイテッドは後半31分にサンチェスを下げてFWアントニー・マルシャルを投入。40分に左サイドのマルシャルがDFクリスティアーノ・ピッチーニに倒されてPA左脇でFKを獲得すると、キッカーのラッシュフォードが右足で直接狙うが、惜しくもクロスバーを叩いた。

 試合はそのままスコアレスのままタイムアップ。クラブレジェンドのデイビッド・ベッカム氏、ライアン・ギグス氏、ガリー・ネビル氏、ニッキー・バット氏らが見守る中、ユナイテッドは勝つことができなかった。なお、第3節は今月23日に行われ、ユナイテッドはホームでユベントス、バレンシアは敵地でヤングボーイズと戦う。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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