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王者レアルが欧州CL初黒星!! 守護神退場のCSKAモスクワに不覚、西村拓真は2試合連続ベンチ入り

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決勝点を決めたCSKAモスクワMFニコラ・ブラシッチ

[10.2 欧州CLグループリーグ第2節 CSKAモスクワ1-0R・マドリー]

 UEFAチャンピオンズリーグは2日、グループリーグ第2節を各地で行い、FW西村拓真所属のCSKAモスクワがホームでレアル・マドリーと対戦した。終了間際にGKイゴール・アキンフェエフが退場処分となるアクシデントもあったが、開始直後に先制したCSKAモスクワが1-0で勝利。西村は2試合連続でベンチ入りしたが出番はなかった。

 R・マドリーはリーガ・エスパニョーラ前節のA・マドリー戦(△0-0)から先発4人を変更。GKケイラー・ナバス、DFセルヒオ・レギロン、MFルーカス・バスケス、MFダニ・セバジョスを新たに起用し、ロシア・ワールドカップの試合が行われたモスクワのルジニキ・スタジアムでのアウェーゲームに臨んだ。

 試合はキックオフ直後に動いた。CSKAモスクワは前半2分、DFロドリゴ・ベカンがロングボールを蹴り出すと、DFナチョ・フェルナンデスがクリア。これをMFトニ・クロースがバックパスで落ち付けようとしたが、うまく読んでいたMFニコラ・ブラシッチがすかさず反応し、ゴール前から左足で豪快に叩き込んだ。

 思わぬ形で先制点を献上してしまったR・マドリーだったが、その後もFWフョードル・チャロフに決定機を作られるなど、なかなか反撃に出ることはできない。それでも前半28分、早くも5バックで引き始めた相手のスペースを突き、MFカゼミーロが強烈なミドルシュートを放ったが、惜しくも左ゴールポストに弾かれた。

 R・マドリーは前半43分、カルバハルに代えてDFアルバロ・オドリオソラを投入。後半も優勢を保ち、FWカリム・ベンゼマやFWマルコ・アセンシオが決定的なシュートを狙ったが、クロスバーやアキンフェエフの好守に阻まれ得点を奪えない。後半13分には、MFルカ・モドリッチとMFマリアーノ・ディアスを同時投入して交代カードを使い切った。

 この日のR・マドリーは、30本近いシュートを打てどもゴールが遠い。対するCSKAモスクワは防戦一方となるも、後半アディショナルタイムにアクシデント。ラストタッチを巡ってアキンフェエフが主審に執拗な抗議を繰り返し、その場で2枚のイエローカードが提示されて退場。最後の交代枠をGKイバン・オブリャコフに使った。

 レッドカードと守護神の交代があったことでアディショナルタイムは8分間あまりにも及んだが、それでもR・マドリーは最後までゴールなし。早くもグループリーグ1敗目を喫する形となった。ホームのCSKAモスクワは大きな初勝利を手にし、欧州CLでの勝ち点を4に積み重ねた。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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