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「10分くらいで仕事できれば…」途中投入の西大伍、ファーストプレーで大仕事

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ファーストプレーでMFセルジーニョ(写真左)の同点弾をアシストした鹿島DF西大伍

[10.3 ACL準決勝第1戦 鹿島3-2水原三星 カシマ]

「これからそういうプレーヤーになろうかな」。本人はそのように冗談めかしたが、鹿島アントラーズの大逆転勝利はDF西大伍の途中投入がキッカケだった。

 後半38分、最後の交代カードで投入されたのは普段はサイドバックの主力を張っている背番号22。この日はDF内田篤人が先発していたこともあり、1列前の位置で起用される形となった。

 そんな「中盤の選手」(内田)が見せ場を作ったのは交代直後のファーストプレー。味方の縦パスに対してターンをしながら前を向くと、FW鈴木優磨とのワンツーからフリーで縦に突破した。

「見えたのは前を向いてから」というFWセルジーニョの動きを素早く捉え、優しくグラウンダーのクロスを送り込み、同点ゴールをアシスト。「何でも良いけど10分くらいで仕事できれば一番良いかな」と意気込んでいた以上の“一発回答”となった。

(取材・文 竹内達也)
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