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ポスト2発も…勝負を決めたのはメッシ!! バルサ、トッテナムとの打ち合い制してCL2連勝

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バルセロナがCL開幕2連勝を飾った

[10.3 欧州CLグループリーグ第2節 トッテナム2-4バルセロナ]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)グループリーグ第2節2日目が3日に行われ、B組ではトッテナム(イングランド)とバルセロナ(スペイン)が対戦。前半を2-0とリードして折り返したバルセロナは、後半7分にFWハリー・ケインに1点を返されるが、同11分にFWリオネル・メッシが加点。その後トッテナムに1点差に詰め寄られながらも、同45分にメッシがダメ押しゴールを奪い、4-2の勝利を収めて開幕2連勝を飾った。

 9月18日のGL第1節でインテルに1-2の逆転負けを喫したトッテナムは直近のプレミア第7節ハダースフィールドで2-0の完封勝利を収めて、この一戦を迎えた。一方、GL第1節でPSVに4-0で快勝したバルセロナは、その後のリーガで3戦未勝利(2分1敗)と苦しい状況の中、ウェンブリーに乗り込んだ。

 キックオフから1分32秒後、いきなり試合を動かしたのはアウェーのバルセロナだった。センターサークル内からメッシが送ったパスで左サイドを駆け上がったDFジョルディ・アルバが、中途半端に飛び出したGKウーゴ・ロリスを引き付けると、マイナスのパスを受けたMFコウチーニョががら空きのゴールに右足シュートを突き刺してスコアを1-0とした。

 さらに前半28分には、バルセロナがスーパーゴールで追加点を奪取。左サイドからメッシが送ったクロスをFWルイス・スアレスが胸で落とし、コウチーニョが狙ったシュートは相手にブロックされてしまう。しかし、こぼれ球にコウチーニョ自身が反応してマイナスに浮き球のパスを送ると、後方から走り込んだMFイバン・ラキティッチがジャンピングボレーで合わせたシュートは凄まじい勢いでゴールに向かい、ポストに当たりながらもゴールマウスに収まってリードは2点差に広がった。

 2-0とバルセロナがリードしたまま後半を迎えると、開始直後の同2分にハーフウェーライン付近でボールを受けたメッシがボールを運び、左サイドから中央に切れ込んで狙いすました左足シュートを放つも、ポストを叩いてしまう。さらに同6分にはL・スアレスのパスを受けたメッシが、4分前と同じようなコース取りでボールを運んで左足で狙うも、またもやポストに阻まれて3点目とはならなかった。

 すると後半7分、MFエリク・ラメラの縦パスを受けたケインがPA内に運び、鋭い切り返しで対面のDFネウソン・セメドをかわすと、落ち着いて右足シュートでネットを揺らしてトッテナムが1点差に詰め寄る。しかし同11分、PA外でボールを受けたメッシが左サイドに展開して自らはゴール前に走り込むと、J・アルバのグラウンダーのクロスを丁寧に左足で合わせてゴールを陥れ、バルセロナがリードを2点差に広げた。

 だが後半16分、左サイドからケイン、FWソン・フンミンとつないだボールを受けたラメラがPA外から左足シュートを放つと、DFクレマン・ラングレに当たったボールはコースが変わりながらもネットを揺らし、トッテナムが再び1点差に詰め寄る。

 その後は追い付こうとするトッテナムが押し込む時間帯が続いたものの、後半39分のFWルーカス・モウラの決定的なシュートをラングレにブロックされるなど、同点ゴールは生まれず。すると同45分にメッシがダメ押しゴールを奪ってバルセロナが4-2の勝利を収め、公式戦4試合ぶりの白星。一方、トッテナムはCL2連敗と厳しい状況に追い込まれた。

 24日に行われる第3節でトッテナムはアウェーでPSV(オランダ)、バルセロナはホームでインテル(イタリア)と対戦する。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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