UEFAヨーロッパリーグ(EL)のカラバフ戦を控えるアーセナルだが、複数の主力がこの試合を欠場するようだ。

　4日に行われるELグループE第2戦でアーセナルは敵地でカラバフと対戦する。初戦のボルスクラ・ポルタバ戦に4-2で勝利して好スタートを切ったアーセナルだが、アゼルバイジャンでの一戦に主力の4選手を起用できないようだ。

　アゼルバイジャンと政治的対立のある隣国アルメニア出身のMFヘンリク・ムヒタリアンは、この遠征に帯同せず。また、FWピエール・エメリク・オーバメヤンは病欠により、MFアーロン・ラムジーは子供の誕生に立ち会うためにメンバーから外れた。さらに、先日のワトフォード戦で負傷したGKペトル・チェフも招集外となっている。

　カラバフ戦前の会見に臨んだウナイ・エメリ監督は選手たちが欠場することを簡潔に述べている。

「ムヒタリアンは明日の試合に出場しない。オーバメヤンは病気で、プレーできない。アーロンは妻が妊婦で、子供の誕生を待っている状態だからロンドンに残りたいと私に言ってきた」

　2018-19シーズンEL決勝は、この一戦と同じくアゼルバイジャンを舞台に開催される。仮に決勝に進出する場合にもムヒタリアンは欠場するかと問われたエメリ監督は、明言を避けるとともにこの試合への意気込みを語った。

「長い道のりだ。我々は明日のことだけを考えている。明日はとても重要な試合になる。この試合を楽しむために我々はこの地にやって来た。カラバフをリスペクトしている。彼らはスポルティング・リスボン戦でも良いパフォーマンスを見せていた。敗れはしたが良いプレーだった。長旅になったが、言い訳にはならない」

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