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国体で3試合連続ヘディング弾の活躍!埼玉県MF中山「自分の強みを全国舞台で発揮できた」

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埼玉県MF中山昂大は準決勝まで3試合連続ゴールの活躍。(写真協力=高校サッカー年鑑)

[10.4 国体少年男子決勝 埼玉県 1-0 石川県 テクノポート福井総合公園スタジアム]

 2回戦から準決勝までの3試合で圧巻の3戦連発。登録182cmの埼玉県MF中山昂大(大宮ユース、1年)は全国の強豪相手に高さを見せつけた。

 岐阜県との2回戦で左CKから先制ヘッドを決めた中山は、続く福島県戦でもFKから再び先制ヘッド。そして交代出場した準決勝・千葉県戦でも、後半アディショナルタイムにこぼれ球を抜群の高さからのヘディングシュートでゴール左隅にねじ込み、勝利を決定づけた。

「高さを活かして3ゴールすることができたので、それができたことは今大会良かったかなと思います。ヘディングという形だったんですけれども、自分の強みを全国舞台で発揮できたので、今後もこういうゴールを決められたらいいなと思いました」

 交代出場した決勝戦の出場時間はわずか10分間ほどだったが、それでも1点リードを維持して日本一の瞬間をピッチで味わった。国体で高さに加えて展開力なども発揮した中山は「自チームに帰って、国体で学んだことを国体に来れなかった人もいるので還元できたらいいと思います。(個人的には) 試合にかかわれるようにということを目標に頑張っていきます」と意気込んだ。

(取材・文 吉田太郎)
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