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開幕前に手術、復帰しては離脱を繰り返した今季…C大阪FW澤上竜二が今季J1初出場

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FW澤上竜二が今季J1初出場を果たした

[10.6 J1第29節 C大阪0-1G大阪 ヤンマー]

 6日にヤンマースタジアム長居で行われた大阪ダービー。セレッソ大阪はガンバ大阪に0-1で敗れた。ACL出場圏内が遠のく痛い一敗となった。

 9月22日の湘南戦でFW杉本健勇が肩を負傷。FW柿谷曜一朗は体調不良で欠場と不安材料が多かったC大阪だが、試合が始まっても、前半14分にDF松田陸が左もも裏を痛めて負傷交代。なかなか明るい兆しが見えてこない。

 そんな中で後半26分、得点を奪いに行くべく、尹晶煥監督はMF水沼宏太に代えて、今季J1では初めてベンチ入りしていたFW澤上竜二をピッチに送り込んだ。

「点を取らないといけない状況だった。もうちょっとボールを呼び込めたら良かったのかなと反省が残ります」

 大阪体育大から加入して3年目。今季は開幕前から躓いた。1月に右脛骨跳躍型疲労骨折のため手術を決行。発表された全治のとおり、4か月後にC大阪U-23でJ3リーグ戦に復帰したが、わずか1試合に出場したのみで再び長期離脱を強いられることになった。

「膝を切ってボルトを入れる手術をしたんですけど、その膝の治りが悪かった。5月に試合に出たあとも膝が痛くなって、そこから痛みが取れて、また抜けてという繰り返しだった。ようやく試合に出られるコンディションまで戻ってきた感じです」

 勝負の3年目。同期入団のDF木本恭生は昨年レギュラーを掴むと、ここまでJ1リーグ戦42試合に出場。今季もキャリアハイの出場数を更新する勢いで、通算13試合出場の澤上は大きく水をあけられている。得点も木本はすでに2得点。全日本大学選抜などで大学時代からともに汗を流した戦友だが、初ゴールがまだない澤上にとっては、屈辱でしかない。「負けないように頑張りたい」。

 C大阪の黒星は4試合ぶり。ただ白星も3試合遠ざかっており、澤上としては起爆剤になりたい。「FWいないので、チャンス。チームは練習から雰囲気は悪くないと思うけど、それが良さでもあり、悪い所。もっと厳しくやっていければいいなと思う。ここで試合に出て勝たせることが出来ればもっとよくなると思います」。試される実力。16年に鳴り物入りで加入した当時の大学サッカー界屈指の点取り屋が、正念場を迎えている。

(取材・文 児玉幸洋)
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