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2年分の悔しさ込めて静岡突破へ。静岡学園MF清水主将「まず全国に行かないと話にならない」

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静岡学園高MF清水綾馬主将

[10.6 高円宮杯プリンスリーグ東海第15節 静岡学園高 2-1 藤枝東高 時之栖裾野G]

 藤枝東高に逆転勝ちし、プリンスリーグ東海で開幕15戦無敗とした静岡学園高だが、MF清水綾馬主将(3年)は内容について満足していなかった。「連動できていなかった。攻撃よりも守備を改善しないと。前回とメンバーが変わってやった中で誰が出ても同じようなサッカーができないといけない」。1週間後の島田樟誠高戦からスタートする選手権予選へ向けて、引き締めの言葉を発していた。

 主将は、大黒柱として3度目の選手権予選に臨む。「1年生から出ている大会ですけれど、ずっと優勝できていなくて去年も自分がPK外して負けてしまっている。優勝するのは最低条件でまず全国に行かないと話にならない。全国大会にまず行くこと、そこから日本一とかを目標にしたい」。まずは静岡制覇へ全力を尽くす構え。予選突破の難しさを知っているからこそ、まずは紙一重の戦いを乗り越えるための準備に集中する。

 父・龍蔵氏は元清水FWで、清水商高3年時に選手権優勝。その舞台への思いは強い。静岡県選抜でキャプテンマークを巻いた実力派ボランチの清水だが、この日の前半は中盤で連動した守備ができずに、主導権争いで劣勢に。失点にも絡んでしまった。後半は守備面から立て直し、持ち前のボール奪取力を発揮していたが、ボールを奪った勢いで一気に中央突破する良さなどを披露したのはわずか。ロングパスの精度も不十分だっただけに、常に高いレベルのプレーを出せるようにする。

 本人は以前に比べて「広い視野で声をかけられるようにはなっていると思います」。自分のプレーだけになっているところもあったMFは、チーム全体を見渡して指示できるリーダーになってきている。加えてピッチでは誰より、走って戦うこと。決勝でPK戦敗退した昨年など過去2年分の思いも込めて選手権予選を戦い、今年こそ、激戦区・静岡を突破する。

(取材・文 吉田太郎)
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