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「悪意があり、明らかに過剰だ」モウリーニョ、劇的逆転勝ちも過熱する解任報道に苦言

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ジョゼ・モウリーニョ監督が過熱する解任報道に苦言

 マンチェスター・ユナイテッドを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が、メディアに苦言を呈した。クラブ公式サイトが伝えている。

 6日、プレミアリーグ第8節でニューカッスルをホームに迎えたユナイテッド。開始10分で2失点を喫したが、後半25分にMFフアン・マタがFKを直接決め、反撃の狼煙を上げると、31分にはFWアントニー・マルシャルがMFポール・ポグバとのワンツーから同点ゴールを奪う。そして、終了間際の45分、途中出場のFWアレクシス・サンチェスがヘディングシュートを決めて3-2で逆転勝利した。

 開幕から7試合を終えて3勝1分3敗の勝ち点10と、1989-90シーズン以来、29年ぶりに最悪のスタートを切ったユナイテッドは、公式戦5試合ぶりの白星。モウリーニョ監督は「大事なのはメンタリティであり、勝ちたいという気持ちであり、力を尽くすこと。後半、選手たちは全力を尽くしてくれた。これ以上ないほどに力を出し尽くしてくれた」と選手たちを称えた。

 この試合の前には、結果に関係なく解任されると報道されていたモウリーニョ監督。過熱し続けているメディアの報道に対し、「あらゆる物事に対応する準備をしていないといけない。悪意があり、フットボールの世界では槍玉に挙げられることがあるが、明らかに過剰だ」と苦言を呈した。

 今回は怒涛の反撃で逆転に成功したが、まだまだ解任報道は続くだろう。ここから国際Aマッチウィークで主力はそれぞれの代表に合流するが、この期間で精神的な面でも立て直し、代表ウィーク明けのチェルシー戦へと臨みたい。

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