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絶好調の鎌田大地、チーム内得点王となるPK弾は「自分から蹴らせてくれと」

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チーム内得点王となった鎌田大地

 シントトロイデンMF鎌田大地は、今季初先発で奪ったゴールを振り返った。

 6日に行われたジュピラーリーグ第10節で、ムスクロンと対戦したシントトロイデン。ホームでの一戦で今季初先発を飾った鎌田は、試合終了間際にエリア内でファールを受けてPKを獲得。自ら得たこのPKを沈め、チームの3-1の勝利に貢献した。

 前半のうちに相手が退場者を出して数的優位を手にしながらも、終盤まで勝ち越し点を奪えなかったシントトロイデン。鎌田は、難しい試合になったものの最後まで信じて戦っていたと語っている。

「今日の試合は(ムスクロンが)11人のときから、僕らのほうが攻撃の機会は多くボールも支配していました。だけど、相手がしっかりしたプレーをしてきたというか、なかなかスペースが空かない難しい展開でした。(相手が)10人になってやることがさらにはっきりとして、守ることに集中していたのでなかなか崩すのが難しかったですけど、時間が経てばどこかでチャンスが来ると思っていたので、それを信じながら戦っていました」

 PKのシーンについては、自分から蹴らせて欲しいと頼んだようだ。

「僕自身、相手DFがすごく集中してる中でクロスに上手く入ろうとしても身体をぶつけられたり引っ張られたりしていたので、PKになったシーンではそれを逆手にとることができたというか。しっかりクロスに入るようにして、相手の裏からクロスに入ったところを掴まれて倒されたので、僕自身はすぐにPKだなと思いましたし、(審判が)VARを見てPKになった瞬間に、自分から蹴らせてくれと言いました」

 直近5試合で4勝1分と絶好調のシントトロイデン。鎌田は出場4試合で3ゴールを奪い、チーム内得点王になった。先日第一子が誕生した22歳MFは、公私共に最高の時を過ごしている。

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