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“仙台キラー”興梠の連続弾は5試合でストップ…浦和は敵地で1-1ドロー

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仙台と浦和は1-1のドロー

[10.7 J1第29節 仙台1-1浦和 ユアスタ]

 J1第29節が7日に行われ、暫定8位のベガルタ仙台はホームで同勝ち点で暫定6位の浦和レッズと対戦し、1-1で引き分けた。前半24分に浦和のMF橋岡大樹に先制点を許したが、同40分にセットプレーからDF板倉滉が同点ゴールを奪取。仙台はリーグ戦の連敗を2で止め、逆に浦和は連勝が3でストップしてしまった。

 2016年シーズンから対仙台戦で5試合連続ゴール中のFW興梠慎三を中心に攻勢を仕掛けた浦和。前半19分、橋岡が右サイドを思い切りよく突破してクロスを送ると、ニアに興梠が飛び込むが、右足のシュートは右外のサイドネットに当たる。

 前半24分には左サイド後方でパスを受けたMF長澤和輝が右足で対角線上にロングボールを供給。PA内中央にフリーで走り込んだ橋岡がヘディングシュートを決め、先制に成功する。今季トップチームに昇格した橋岡は、これがプロ初得点となった。

 1点を追う仙台は前半40分に左サイドでFKを獲得。キッカーのFW野津田岳人が左足で鋭いクロスを送ると、ニアに飛び込んだ板倉が難しい角度からヘディングでゴール左に押し込み、同点弾を挙げた。

 対する浦和は後半15分にアクシデント。MF青木拓矢が左足を負傷し、MF阿部勇樹との交代を余儀なくされる。さらに同21分、GK西川周作がMF椎橋慧也との競り合いで左の臀部を痛め、一時ピッチに倒れ込む。しかし大事には至らず、プレーを再開させた。

 後半26分には右サイドのFKからMF柏木陽介が左足で高い弾道のクロス。合わせに行ったDF槙野智章の背中にGKシュミット・ダニエルの右膝が入り、槙野は苦悶の表情でうずくまるが、自ら立ち上がってプレーを続行した。

 球際の激しい攻防が続く中、後半31分に興梠のスルーパスから古巣対戦のFW武藤雄樹がPA内右で倒れる。だが、GKシュミット・ダニエルとの接触はなく、ノーファウルの判定。その1分後に浦和は興梠に代え、FWアンドリュー・ナバウトを投入する。興梠の仙台戦での連続ゴールは5試合で途切れた。

 浦和は終盤も猛攻を見せる。後半42分にはMF宇賀神友弥がPA手前中央から右足で豪快なミドルシュート。しかし、GKシュミット・ダニエルが好セーブで得点を許さず。7分と表示されたアディショナルタイムでの好機も生かせず、同勝ち点の直接対決は1-1の痛み分けに終わった。

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