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好調ベティス、A・マドリーに敗れて7試合ぶり黒星…乾貴士は2戦続けて出番なし

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ベティスはアトレティコ・マドリーに惜敗した

[10.7 リーガ・エスパニョーラ第8節 A・マドリー1-0ベティス]

 リーガ・エスパニョーラは7日、第8節を各地で行い、MF乾貴士所属のベティスは敵地でアトレティコ・マドリーに0-1で敗れた。前半にアクシデントで交代カードを使ったこともあり、ベンチスタートの乾はリーグ戦2試合連続で出番がなかった。

 互いにゴール前の局面をなかなか作れない前半17分、ベティスをアクシデントが襲う。ここまで6試合に先発していたMFアンドレス・グアルダードが相手と接触し、脚部を痛めて医療スタッフが直行。そのまま歩いてピッチを退き、MFウィリアン・カルバリョとの交代を余儀なくされた。

 一方的にボールを握り続けるベティスだが、中央をしっかり固めて守るA・マドリーの布陣を崩せず、停滞した展開が続く。A・マドリーは前半45分、ゴール正面からのMFトマ・ルマルのFKにDFリュカ・エルナンデスが頭で合わせたが枠を外れた。

 スコアレスで迎えた後半7分、A・マドリーはFWアントワーヌ・グリーズマンの縦パスからFWニコラ・カリニッチが左足で狙うも左ポストにヒット。同12分にはレマルに代わってMFアンヘル・コレアがピッチに送り込まれた。

 さらに後半21分、A・マドリーはカリニッチを下げてMFトーマス・パルテイを入れると、ベティスはMFホアキン・サンチェスに代わってMFクリスティアン・テージョを起用。互いに攻撃のカードを切っていく。

 すると後半29分、ついに均衡が破られた。A・マドリーは敵陣でボールを奪ったT・パルテイ、A・コレアが一気呵成に攻め込むと、ゴール前にドリブルで突破したA・コレアが右足を一閃。シュートは完璧なインパクトではなかったがゴール左隅に吸い込まれ、ディエゴ・シメオネ監督の傭兵が的中した形で先制に成功した。

 1点ビハインドのベティスは後半36分、MFフランシス・ゲレーロに代わってFWアントニオ・サナブリアを投入し、乾の出番はなくなった。直後には、右CKの流れからMFセルヒオ・カナレスの左足クロスにDFアイサ・マンディが頭で合わせたが枠外。最後までゴールを奪うことができず、開幕節のレバンテ戦(●0-3)以来、7試合ぶりの黒星となった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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