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限界を設定しないブッフォンは50歳まで現役か?「引退は10年後かもしれない」

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パリSGのGKジャンルイジ・ブッフォン

 パリSGに所属するGKジャンルイジ・ブッフォンが、フランス紙『レキップ』のインタビューの中で、現役続行への熱い思いを語った。

 40歳のブッフォンは今夏、17年間所属したユベントスを退団。引退の選択肢もある中、元イタリア代表の主将はパリSGを新天地に選び、プレーを続けることを決意した。ブッフォンは今後、10年間プレーを続けていく可能性すら示唆している。

「近年、限界を設定することは誤りだということを学んだ。32歳のときは35歳でやめようと思っていたが、周囲の状況に後押しされて続けることになった。そして38歳で引退しようと心に決めていたが、それから40歳まで到達し、今もここにいる。あと6か月でやめるかもしれないし、あと1年、いや10年かもしれない。自分自身に問いかけることもしたくないし、(いつまで続けられるか)知りたくない」

「人生においては様々な局面が訪れるもので、それを受け入れる必要がある。すべてが終わる日が来たとしても、僕が驚くことはないだろう。これまでとは、すべてがまったく違ったものになるだろうことは理解しているつもりだ」

 またブッフォンは2006年ドイツW杯で優勝を飾ったのち、セリエBへ降格するユベントスと運命を共にした。元ユーベの守護神は、チームへの帰属意識から生まれた決断であったと振り返った。

「サッカー界では、忠誠心を示すことで外部へメッセージを発信できる。サポーターに対し、『困難なときでも僕はいる』と伝えることができる。僕らは栄誉や金、タイトルなど数多くのものを手に入れるためにプレーしている。だが僕らがプレーしているのは、チームへの帰属意識ためでもあるんだ」

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