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“若手版バロンドール”候補の堂安律「あの選手が取るのは分かっている。でもいつか…」

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“若手版バロンドール”の候補10人に選ばれたMF堂安律

 21歳以下の世界最優秀選手に贈られる“若手版バロンドール”候補に選ばれた日本代表MF堂安律(フローニンゲン)は「ビックリしました」と率直な感想を口にした。

 フランス誌『フランス・フットボール』は8日、新設された2018年のコパ・トロフィーの候補者10名を発表。母国のワールドカップ制覇に大きく貢献したパリSGのフランス代表FWキリアン・ムバッペ、ミランのイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマ、ドルトムントのアメリカ代表FWクリスティアン・プリシッチらとともに堂安がノミネートされた。

 代表合宿2日目となった9日の練習後、報道陣の取材に応じた堂安は「時差ボケで4時ぐらいに起きてしまって、携帯に触って知った」と明かすと、「オカンも起きていたいみたいで、連絡が来ていた。『なにこれ』って」と苦笑いした。

「すごい名前のある選手ばかり」というリストの中でも「ムバッペが一番。だれもがあの賞をあの選手が取るのは分かっている」と、ムバッペが最有力候補であることは認めつつも、「でも、いつか“堂安、勝てるんじゃないか”と思われるまでになりたい。これから追い越していきたい」と、同じ98年生まれのストライカーへの対抗心を燃やしていた。なお、コパ・トロフィーの受賞者は12月3日に発表される。

以下、コパ・トロフィー候補者10名

フセム・アワール(リヨン)
トレント・アレクサンダー・アーノルド(リバプール)
パトリック・クトローネ(ミラン)
堂安律(フローニンゲン)
ジャンルイジ・ドンナルンマ(ミラン)
アマドゥ・ハイダラ(ザルツブルク)
ユスティン・クライファート(ローマ)
キリアン・ムバッペ(パリSG)
クリスティアン・プリシッチ(ドルトムント)
ロドリゴ(サントス)

(取材・文 西山紘平)

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