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ライバルは長友? 前回スタメンのDF佐々木翔「比べるのはおこがましい」

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コスタリカ戦でスタメンに抜擢された日本代表DF佐々木翔

 9月のキリンチャレンジ杯コスタリカ戦(○3-0)で先発出場を果たした日本代表DF佐々木翔(広島)。2度目の代表合宿には欧州組が加わり、最終ラインのポジションはさらなる競争が予想されるが、「普段では味わえない刺激」と前向きに捉えているようだ。

 合宿2日目を迎えた“森保ジャパン”には、今回招集された23人全員が揃った。前回に続いて2度目の参加となった佐々木は「盛り上げてくれる人がたくさんいるし、雰囲気は良い」と述べ、「試合に出て結果を残したい。練習で良いパフォーマンスをしないといけない」と意気込む。

 この日のトレーニングでは、タッチ制限をつけたフィールドプレーヤー7対7のミニゲームで汗を流したが、大きな刺激を得た様子。「海外組の方と一緒にやったことないし、ゲームの挑戦できるのは楽しい。普段では味わえない刺激がある」と充実した表情で振り返った。

 コスタリカ戦では初招集にして左サイドバックのスタメンを務めた佐々木だが、この日は約10年間にわたって同じポジションで主力を担ってきたDF長友佑都が合流した。報道陣からは比較するような質問も飛んだが、「比べてちゃいけない。比べるのはおこがましい」と現時点で並び立つつもりはない。

「タイミングよく上がっていければ良い形が作れるので、質を突き詰めていきたい」。自らのプレーに照準を合わせる29歳は「全てにおいてレベルアップしないといけない。技術もだし、フィジカルも速さと強さ、もっとレベルアップしないといけない」とこの合宿でさらなる成長を誓った。

(取材・文 竹内達也)

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