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サブ出場のみで6ゴール記録のP・アルカセル…ドルトムント移籍は「まさに正しいステップ」

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ドルトムントで得点を量産するFWパコ・アルカセル

 バルセロナからドルトムントに加わったFWパコ・アルカセルは移籍後4試合で7ゴールと得点力が爆発。ドイツ紙『ビルト』に対して新天地での居心地の良さを強調した。

 P・アルカセルは今夏2年間過ごしたバルセロナを離れ期限付きでドルトムントに加入。筋肉系の問題もあり、ブンデスリーガではサブ起用が続くものの、デビューを迎えた第3節フランクフルト戦でいきなりゴールを決めると、続けて第6節レバークーゼン戦ではドッペルパック(1試合2ゴール)、そして第7節アウクスブルク戦ではハットトリックを達成。リーグ戦においては合計81分の出場時間で6ゴールを挙げ、ブンデスリーガ得点王ランキングの首位に躍り出た。

 そんな25歳のアタッカーだが、『ビルト』で「ドルトムントではとにかく幸せだよ」と早くも馴染んでいる様子を示唆。「ドルトムントは正しいタイミングでのまさに正しいステップだった」とブンデスリーガに挑戦する判断に満足の様子で語っている。さらにこのように続けた。

「こんな素晴らしいサポーターを持つドルトムントはとにかく楽しい。ここでは最初から居心地が良かった。クラブ、チーム、サポーターたちは素晴らしく迎え入れてくれた。僕はパフォーマンスとゴールを通じて感謝を告げることを試みるよ」

 クラブのミヒャエル・ツォルクSD(スポーツディレクター)は「パコがこれほどすぐハマるとは誰も期待できなかっただろう」と同選手の順応に多少の驚きを覚えている様子。「彼の信じられないほどの野心が印象的だね。チャンピオンズリーグでのモナコ戦でPKを失敗したときの彼の悔しさは全員に伝わった」とFWのハングリー精神を指摘した。

 ドルトムントはバルセロナとのレンタル契約において、来夏にP・アルカセルを2500万ユーロ(約33億円)で行使可能とする買取オプションを確保している。ドルトムントの幹部では完全移籍での獲得がすでに決定済みなのかもしれない。

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