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自然体で森保J初合流、酒井宏樹「リーダーである必要はない」

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森保ジャパン初合流のDF酒井宏樹

 自然体を貫いた。ロシアW杯以来の代表復帰で森保ジャパンに初合流した日本代表DF酒井宏樹(マルセイユ)。28歳のサイドバックは世界での経験をチームに還元していく立場にもなったが、「初代表のときから変わらず、引っ張る立場というより、お互いがお互いを引き出していければ」と力説した。

「リーダーである必要はない。(チームに)リーダーはいっぱいいるので」。自分自身のスタンスを崩さない酒井はチーム内の競争についても「僕は前の選手でもないので、ギラギラしたものは必要ない。チームとしてコントロールしていければ」と、あくまで“裏方”としてチームを支えていく決意を口にした。

 森保一新監督とはロシアW杯でもコーチと選手という関係だったが、「ロシアのときと同じで、選手のことを思ってくれる監督だけど、監督としての立場で厳しさも徐々に出てくると思う」と指摘。森保監督が広島の監督に就任した12年の夏に海外移籍したため、Jリーグで戦った時期は短かったが、「(広島で)3度優勝しているのは偶然ではないと思うし、優勝しているからには理由がある。そこは選手として期待している」と、森保監督の下でチームがさらに成長していくことも確信している。

(取材・文 西山紘平)

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