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原大智が豪快ダイビングヘッド含む2発でアピール「絶対に最終予選でゴールを」

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ダイビングヘッドを決めたFW原大智(FC東京)

[10.11 練習試合 U-19日本代表3-2流通経済大]

 2ゴールで国内合宿を締めくくった。U-19日本代表の千葉合宿最終日となる11日、練習試合を終えたFW原大智(FC東京)は「チームで試合に出られていなかったので身体的にはきつかった。得点以外に課題はあったけど、一番大事な結果が出せたことはよかったと思います」と引き締まった表情で話した。

 練習試合は4-4-2のほか、オプションの3-4-3も採用され、選手たちは入れ替わりながら複数の位置で試された。原は最前線だけではなく、3トップの左右でもプレー。この位置で出場した時間帯は「守備ではポジションをなるべく上下させてプレスにいく」役割にも挑戦した。FW久保建英(横浜FM)ら前線の選手とのコンビネーションでチャンスに絡み、空中戦で競り勝つなど貢献した中、何よりも2ゴールのインパクトは大きかった。

 まずは3本目の12分、FW宮代大聖(川崎F U-18)の右クロスに反応した原はニアサイドに走り込み、同点弾。4本目の30分にはDF東俊希(広島ユース)の精度の高いアーリークロスに反応。「相手も気づいていなかったのでいい動き出しができた」とファーサイドに猛然と走り込むと、豪快なダイビングヘッドで押し込んだ。

 2トップの一角、1トップに入った時間帯にしっかりとゴールを陥れ、勝利をもたらす2ゴールでアピールに成功。それでも満足した様子はなく、「アジアでゴールを取りたい気持ちが強い。きょう取れたのはうれしいですが、絶対に最終予選でもゴールという形でチームに貢献したい」と得点への意識をより強めていた。

(取材・文 佐藤亜希子)

●【特設】AFC U-19選手権インドネシア2018
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