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途中交代で容態には懸念も…泥臭く2戦連発の伊東純也「結果にこだわってきた」

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笑顔でゴールに押し込む日本代表MF伊東純也(柏)

[10.12 キリンチャレンジカップ 日本3-0パナマ デンカS]

 自らの持ち味を生かした代表初得点から一転、2試合連発のゴールは泥臭くねじ込む形だった。日本代表MF伊東純也(柏)は「一発で決めたかったけど、コースもなくて難しかった。自分のところに返ってきたので運もあった」と振り返った。

 森保ジャパン初陣のキリンチャレンジ杯コスタリカ戦(3-0)では、終盤からの出場で鮮烈なドリブルシュートを叩き込み、自身にとってのA代表初ゴールを記録。パナマ戦では右サイドハーフでの先発出場を勝ち取り、見事に2試合連続での得点を決めてみせた。

 後半20分、MF原口元気からの斜めパスをMF南野拓実に落とすと、シュートのこぼれ球が目の前に落ちてきた。「元気くんから入った時に拓実の動きは見えていた。3人目の動き、コンビネーションで抜けられた」(伊東)。最初のシュートは相手GKに阻まれたが、再びこぼれてきたボールを今度は正確に押し込んだ。

「率直に結果にこだわってきたので、結果を出せてうれしい」。ゴールについてはそう振り返った背番号14だが、試合の出来には満足していない様子。前半にDF佐々木翔、FW大迫勇也のサイドチェンジでゴール前に攻め込む場面があったが決められず、「そういうところも合わせていきたい」と述べた。

 気になるのは後半33分、DFエリク・ダビスとの接触で右足首を痛め、そのまま途中交代となったこと。「すぐに病院に行くような容態ではない」とチーム関係者が明かしたが、本人は「明日の様子を見てから。なるべく離脱しないようにしっかりケアしてやっていきたい」と話すにとどめた。

(取材・文 竹内達也)

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