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1295日ぶり代表戦でシャットアウト、権田「1歳だった子供が5歳に…」

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チームメイトと勝利を喜ぶGK権田修一

[10.12 キリンチャレンジカップ 日本3-0パナマ デンカS]

 1295日ぶりの代表戦でも平常心を貫いた。森保ジャパン2戦目のゴールを守ったのは日本代表GK権田修一(鳥栖)。ハリルジャパンの初陣だった15年3月27日のチュニジア戦(2-0)以来、約3年半ぶりに日の丸を付け、「うちの子供が5歳なので、そのころは1歳だった。子供がそれだけ成長するぐらい時間が経っている」と感慨深げに語った。

「鳥栖でもFC東京でもホルンでも日本代表でもサッカーはサッカー。代表だから急にうまくなるわけではない。緊張もなかったし、いつもの感じでできた」。被シュートは4本。前半29分のミドルシュートもしっかりキャッチするなど危なげないプレーで完封勝利に貢献した。

 最終ラインからしっかりパスをつないでいく森保ジャパンではGKにもビルドアップの能力が求められるが、この日は相手のプレッシャーがそれほど厳しくなかったこともあり、「ほとんど僕が(ビルドアップに)入るまでもなく、青山選手が落ちることで回せていた」が、今後、相手のレベルが上がったときには同じようにはいかないだろう。

「目指すのは親善試合で勝つことではない。精度を上げないといけないし、(ビルドアップで相手に)プレッシャーをかけられてキーパーに戻すことも多くなるかもしれない。キーパーからいいボールを供給できるようにしたいし、そこは自分の好きな部分でもあるのでテーマにしていきたい」

 10年1月、若手主体で臨んだアジアカップ予選で当時の岡田ジャパンに初招集され、A代表デビューを果たした。ザックジャパン時代はコンスタントに招集され、14年ブラジルW杯メンバーにも選出。試合出場は13年7月25日の東アジア杯・オーストラリア戦だけだったが、その後のアギーレジャパン、ハリルジャパンにも招集された。

 20歳の初招集から9年足らず。29歳となった権田は代表における自身の変化について「みんなが敬語になったぐらい。昔は自分が敬語だったけど、敬語で話しかけられることが増えた」と冗談交じりに話すと、「日本代表はいつもうまい選手ばかり。ここでサッカーをしていたいなと思うし、23人しかいない中でやれているのは幸せなこと。うまい人の中でサッカーができるように、高いレベルでサッカーをやり続けられるように、また明日の練習からアピールしていかないといけない」と表情を引き締め直していた。

(取材・文 西山紘平)

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