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5分間にPK未遂→PK失敗→決勝点! 福岡が山口に“データ通り”の完封勝利

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[10.13 J2第37節 山口0-1福岡 みらスタ]

 4位のアビスパ福岡が敵地で暫定10位のレノファ山口FCに1-0で勝利した。前半10分に決まったMF松田力のゴールが決勝点。福岡が2試合ぶりの白星で3戦負けなし(2勝1分)とした一方、山口は3試合ぶりの黒星で連勝が2で止まった。

 関門海峡を挟んだ隣県対決。山口はJ1参入プレーオフ圏内の6位東京Vと勝ち点9差、福岡は自動昇格圏内の2位松本まで勝ち点5差と、互いに落とせない一戦となった。

 福岡は前半5分に左サイドでFKのチャンスを迎えると、キッカーのMF駒野友一が右足で柔らかいクロス。PA内右でこぼれ球に反応した松田が右足でシュートを放ち、DF楠本卓海の右腕に当たったようにも見えたが、PKは認められなかった。

 それでも前半7分にFW石津大介が敵陣でのインターセプトからスルーパス。走り込んだFWドゥドゥがPA内左で楠本にスライディングで倒され、今度はPKを獲得する。

 前半8分にPKキッカーを務めたのは石津。右足で丁寧にゴール右下を狙うが、シュートはGK吉満大介に左手で弾き出され、先制のチャンスを逃した。

 しかし、福岡は山口のボール回しに狙いを定め、直後に均衡を破る。前半10分、GK吉満からのミドルパスをMF鈴木惇がカットし、素早く前方へ。受けた石津が左横を走る松田につなぐと、松田はスピードに乗ったままPA内左に持ち込み、右足でゴール左に流し込む。松田は6試合ぶりの先発起用に応える今季6得点目となった。

 先制ゴールを挙げた試合で今季15勝5分と無敗の福岡。後半の山口の反撃をゼロに抑え、データ通りの勝利で自動昇格圏内に一歩近づいた。

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