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ウサイン・ボルト、衝撃の2Gを挙げるも…クラブは契約に慎重な構え「決断するには時期尚早」

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まだまだ多くの道のりが残されているようだ

 オーストラリア・Aリーグのセントラル・コースト・マリナーズに練習生として参加するウサイン・ボルトだが、契約を勝ち取るにはまだまだ十分ではないようだ。クラブCEOのショーン・ミエレカンプ氏が強調した。

 オリンピックで8つの金メダルを獲得した陸上界の元スーパースターであるボルトは、2017年にトラック競技からの引退を発表し、プロフットボール選手になるという夢を掲げて、現在オーストラリアで練習を続ける日々を送る。そんな中、32歳の同選手は先日に行われたプレシーズンマッチのマッカーサー・サウスユナイテッド戦で、2ゴールを奪う活躍を見せた。

 来週からAリーグの新シーズンが開幕するのを前に、ミエレカンプ氏は『ESPN』でボルトの契約について話すのは時期尚早だと語った。

「話し合いは既に行われているが、あのプレーでさらに多くの注目が集まった。あの試合に彼を起用することは以前から決まっていたことで、今までと同じように契約についての話し合いを続けていく。我々はウサインに対しても他の練習生と同様の扱いをしている。彼の長所やこの2ゴールが契約にどれだけの影響を与えるかを説明するには時期尚早だ。我々は他のスタッフとともに検討していく」

 また、スポーティングディレクターのマイク・フェラン氏もボルトとの契約には慎重な構えを見せた。「彼は一生懸命練習に励み、日々成長している。ただ、明らかな弱点もある。あの試合でのプレーはファンタスティックだった。しかし、私は今までに一時的な輝きを放つも、すぐに消えていった選手たちを大勢見てきた」

「彼がプロフットボーラーとしてのキャリアを歩むにはまだまだ多くの道のりが残されている。最高のスタートであることには間違いない。考えられる限りで最高のスタートだ。しかし、まだスタートを切ったに過ぎない」
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