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「変にアドバイスするより…」酒井宏樹、若手との向き合い方を語る

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ウルグアイ戦で森保ジャパン初出場が見込まれるDF酒井宏樹

 フランスを代表するビッグクラブに所属する日本代表DF酒井宏樹(マルセイユ)だが、代表チーム内では引き立て役を自認しているようだ。前日に行われた焼肉集会ではアドバイス役を先輩に委ねたといい、2日後に控えるウルグアイ戦では攻撃陣を後押しする構えを見せた。

 昨シーズンはUEFAヨーロッパリーグで準優勝に輝き、現在の日本代表メンバーの中では最もハイレベルなクラブに所属する酒井。森保ジャパンに満を持して初招集され、12日のパナマ戦では出番がなかったが、16日のウルグアイ戦では出場する可能性が高い。

 主戦場となる右サイドバックでは右サイドハーフの選手との連携がカギ。MF堂安律(フローニンゲン)の先発が有力視されているが、「僕が生かすということはあまりない。彼が先頭を切ってアクションしているし、前の選手が堂々としているほうが良い」と引き立てる姿勢を示した。

 また、DF長友佑都が若手に積極的にアドバイスをしていたという前夜の焼肉集会に話が及んでも「自分はまだ言う立場じゃないので」と控えめ。「変にアドバイスするより、自分のタイミングで気付いたほうが良い」と自身の考えを明かしていた。

(取材・文 竹内達也)
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