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大怪我でW杯は出られず…フランス代表DFコシールニーが代表引退、「母国の優勝は怪我よりも傷ついた」

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DFローラン・コシールニーがフランス代表引退を発表

 アーセナル所属のDFローラン・コシールニーが14日、フランス代表から引退することを発表した。14日、英『BBC』が伝えている。

 33歳のコシールニーは5月のヨーロッパリーグ(EL)準決勝第2戦で、アキレス腱を断裂。全治約6か月と診断され、集大成となるはずだったロシアW杯のメンバーには選ばれなかった。2011年に代表デビューし、12年と16年のEURO、14年のブラジルW杯に出場したベテランにとって、悲しい最後となった。

「私はフランス代表に出来る限りを尽くしてきた。この怪我で決断が変わりはしない。レ・ブルーでの仕事はおしまいだ」

「良い状態のときにはたくさんの友達がいたが、怪我をしてしまっていなくなってしまった。彼(デシャン監督)は9月の誕生日に1度だけ電話をくれたが、それ以降は何もない。彼だけでなく、多くの人が私を失望させたんだ。後頭部を強打したような衝撃だったよ。特にフランス代表のW杯優勝は、怪我よりも精神的に傷ついてしまった」

 苦しい日々を過ごしたコシールニーだが、今は前を向いている。「アーセナルでのプレーを続けていきたいよ。とにかく早くね。がんばっていきたい」とクラブでのプレーに専念することを誓った。

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