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「試合の中ではトライしている」森保監督、代名詞“3バック”に言及

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3バックに言及した日本代表の森保一監督

 ウルグアイ戦を翌日に控えた15日、公式会見に出席した日本代表森保一監督は自身が慣れ親しんできた“3バック”システムに言及した。これまでのキリンチャレンジカップ2試合では一度も採用してこなかったが、試合の局面においてはそのエッセンスが生きているようだ。

 森保監督はサンフレッチェ広島時代、一貫して3-4-2-1のフォーメーションを採用。兼任する東京五輪を目指す世代別代表でも同じシステムを使い、A代表でも継続するとみられていたが、キリンチャレンジ杯2試合はロシアワールドカップで西野朗監督が組んでいたのと同じ4-2-3-1で臨んできた。

 A代表の監督就任当初から、何度も3バックについて問われてきた指揮官はこれまで「原理原則としては変わりない」と一貫した返答。公式会見の場でも「スタートポジションが違うので多少の動きの違いはあるが、選手には全く違ったことをやっていると捉えてほしくない」と強調していた。

 だが、この日は両システムの特徴の違いにハッキリと言及した。「(3バックは)攻撃ではサイドの68mの幅をより高い位置で使うことができる。守備では68mを守る時に相手との間合いを詰めながら、サイドに起点を作らせない戦いができる」。そう述べた指揮官は「これまでは使っていないが、両方やっていきたい」と併用していく姿勢をあらためて示した。

 併用に向けた試行はすでに試合の局面にも表れている。「ボランチの選手がDFラインまでビルドアップしたり、試合の中で変化をつけるトライはしている」と指揮官が語ったように、12日のパナマ戦ではMF青山敏弘が最終ラインで組み立てに参加し、相手2トップのプレスをかわすという場面が何度も見られた。

 選手たちにもその展望は伝わっているようで、DF槙野智章は14日の取材対応の際に「監督は3枚もやりたいと言っている」と明かした。「(いつ3バックのような布陣になるかという)決まりはないけど、人の動き、ボールの動きに合わせて臨機応変にやっていく」。ウルグアイ戦では、相手の布陣に応じたポジショニングにも注目だ。

(取材・文 竹内達也)

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