ミランはFWパトリック・クトローネとの契約を2023年まで延長したことを発表した。『フットボール・イタリア』などが伝えている。

　昨シーズンに下部組織からトップチームに昇格したクトローネだが、シーズン序盤はミランの大型補強のしわ寄せでレンタル候補にも挙がっていた。しかし、補強として入った面々よりもコンスタントに結果を残し続け、公式戦52試合で21得点と大活躍をみせた。

　今季はFWゴンサロ・イグアインがユベントスからレンタルで加入し、先発の機会は減ったものの得点力は健在。出場した試合はすべて途中出場ながら、第3節ローマ戦では後半アディショナルタイムに劇的決勝点を挙げ、ヨーロッパリーグのグループリーグ第2節・オリンピアコス戦でも後半9分からの投入で2得点を決めた。

　ミランの衰退、そしてイタリア代表の得点力不足を解消するストライカーとしても期待されている20歳のイタリア人FW。10月の代表戦は負傷のため出場には至らなかったが、21日に控えるミラノダービーには出場が予想されている。

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