レアル・マドリーのMFルカ・モドリッチは、FWアントワーヌ・グリーズマンがフランスで最もバロンドールに値する選手だと自身の考えを話した。

　先日に発表された2018年バロンドールの候補者30選手の中に、モドリッチをはじめ、クリスティアーノ・ロナウド、リオネル・メッシはもちろん、ワールドカップで優勝したフランス代表からはグリエーズマンやキリアン・ムバッペをはじめ6選手がノミネートされた。

　2018年のFIFAやUEFAの最優秀選手賞に輝いたモドリッチは、バロンドールを主催する『フランス・フットボール』のインタビューで、アトレティコ・マドリーFWがバロンドール受賞に匹敵すると語った。

「この1年に成し遂げたことを考えると、アントワーヌ・グリーズマンがフランス3選手(受賞が期待されるグリエーズマン、ムバッペ、ラファエル・バラン)の中でポールポジションに立っているだろう」

　2018年にはW杯だけでなく、ヨーロッパリーグ、そしてUEFAスーパーカップのタイトルを手にしたグリエーズマン。モドリッチはその活躍は賞に値すると考えているようだ。

　また、19歳ながら目覚ましい活躍を見せるムバッペについても、「彼は傑出した才能を持ち、素晴らしい将来を約束されている。すでに最高のレベルでのプレーを見せている。彼は本当にスペシャルだ」とコメントしている。

　2018年は前述の個人賞2つだけでなく、ロシアW杯ゴールデンボール(大会最優秀選手賞)にも輝くなど、個人賞を総なめにするモドリッチ。自身がバロンドールを勝ち取れる可能性についても言及している。

「『自分がゴールデンボールに相応しい』なんて言いたくはない。僕にとって重要なのは今までのようにフィールドでのことだ。2018年は間違いなくキャリアにとって最高の年だ。でも、『僕がバロンドールを取るべき人間だ』なんて僕に言わせないでくれ」

　注目が集まる2018年バロンドールの受賞者は12月3日に発表される。

---

●リーガ・エスパニョーラ2018-19特集