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「まさかまさかの」G大阪MF今野がJ1月間MVP初受賞! J2は松本DF飯田が初選出

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J1月間MVPはG大阪MF今野泰幸、J2は松本DF飯田真輝が受賞

 Jリーグは17日、各月のJ1・J2リーグにおいて最も活躍した選手を表彰する『明治安田生命JリーグMastercard priceless japan 月間MVP』の9月度受賞選手に、J1はガンバ大阪のMF今野泰幸、J2は松本山雅FCのDF飯田真輝が選出されたことを発表した。両選手とも初受賞。受賞選手には賞金として、J1は30万円、J2は20万円が授与される。

 Jリーグ選考委員会は、今野について「9月1日の川崎F戦で復帰して以降、チームは9月のリーグ戦で4戦全勝。一時はJ2降格圏まで順位を落としながらも、今野の復帰を機にチームは上り調子に。相手の攻撃の芽を摘む素早い寄せでボールを奪い、味方のチャンスを増やしていくプレーで、攻守に安定感をもたらした。ゴールやアシストといったデータには表れないが、ベテランの確かな存在感とチームへの貢献に票が集まり、自身初のMVP受賞となった」と総評した。

 今野本人はJリーグ公式サイトを通じ、「まさかまさかの受賞で非常に驚いています。こういった賞には縁のない選手だと思っていたので、涙が出そうなくらい本当に嬉しいです。今回の受賞は、チームメイトやスタッフ、サポーターの皆様のおかげだと思います。まだまだチームは残留争いに巻き込まれているので、これからも一日一日を大切にして、またこういう賞をもらえるように、そしてチームが勝って、少しでも上位に行けるように頑張ります。引き続き応援よろしくお願いいたします」とコメントしている。

 また、Jリーグ選考委員会は飯田に関して「開幕戦から9月末の第35節まで全試合にフル出場し、そのリーダーシップと経験でチームを鼓舞した。9月はなかなか勝ちきれない試合が続き首位を明け渡しながらも、2勝3分と負けなしでチームの上位キープに貢献。守備面だけでなく、攻撃においてもセットプレーで強さを発揮し、9月30日の山形戦でCKから得点を記録。優勝争いを続けているチームになくてはならない活躍に注目が集まり、今回の受賞に至った」と選出の理由を説明。

 飯田は受賞に際して「受賞を聞いてたぶん誰よりも自分が驚いています。選考理由を見ても1番はチーム状況からだと思います。その中でも自分のことを評価してもらえたのは光栄です」と喜びを語り、「今回の受賞は今年のJ2の多くのチームに昇格のチャンスがある状況と似たものがあると思います。11月のMVPは昇格を決めた松本山雅のFWが受賞することを期待してこれからもチームのために闘っていきたいと思います」と今後へ向けて意気込んだ。

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