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ユース取材ライター陣が推薦する選手権予選注目の11傑vol.1

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森田氏が注目するMF鈴木冬一(長崎総合科学大附高3年)

特集企画「ユース取材ライター陣が推薦する『全国高校選手権予選注目の11傑』」

 ゲキサカでは熱戦展開中の第97回全国高校サッカー選手権都道府県予選の注目選手を大特集。「選手権予選注目の11傑」と題し、ユース年代を主に取材するライター陣に選手権予選注目の11選手を紹介してもらいます。第1回は関西を中心にジュニアから大学生、Jリーグまで精力的に取材する森田将義氏による11名です。

森田将義氏:「10月になり、各地で選手権予選が始まったことで世間の高校サッカーに対する注目がより高まっています。プロに進む選手や強豪の話題が多くなりますが、彼ら以外にも全国には選手権を熱く盛り上げてくれるタレントがたくさんいます。今回はインターハイに出場できなかったチームの中から、今年観て『これは』と感じた選手をピックアップしました。いずれも他にはない長所を持った選手で、大暴れに期待しています」

以下、森田氏が注目する11人

GK土屋ヒロユキ(近江高3年)
「反射神経の良さを活かしたシュートストップが持ち味の守護神で、昨年はチーム初のインターハイ出場に貢献した。初の選手権出場を狙う今季は、Jクラブの練習にも参加。『良い経験をさせてもらったので、チームに帰ってからは、1日1日の練習を大事にしている』ことがプラスに働き、試合での存在感が増している」

DF杉本遥平(名古屋高3年)
「『今年は面白い選手が揃っている』と山田武久監督が自信を覗かせる名古屋高の中でも、タレント性はナンバー1。跳躍力に長けたCBで、競り合いでは180cmという身長以上の強さを感じさせる。選手権だけでなく、大学での活躍も十分にあり得る注目株だ」

DF平山裕也(広島皆実高3年)
「『絶対に負けない』と豪語するほど競り合いに強いCBで、勢い十分な左足キックを活かしたフィードも魅力十分。攻守両面でチームに欠かせない存在だが、インターハイは怪我で出場できず、予選で涙を飲んだ。6連覇を目指す選手権予選は、攻守両面での活躍が期待される」

DF上川曜(三田学園高3年)
「攻撃性能が高い左SBで、今季は主にウィングバックとしてプレー。左サイドを駆け上がって放つ左足クロスが売りだが、中央に飛びこんでフィニッシュに絡むこともできる。攻撃一辺倒ではなく、守備意識も高く、『めちゃくちゃ気が利く選手』と福原幸明監督の評価は高い」

MF谷内田哲平(帝京長岡高2年)
「中学時代から帝京長岡高でプレーする技巧派MF。テクニックと判断力の高さが光る選手で中盤を動きながら決定機を作る。『自分はプロになるのが目標。選手権に出られるかが人生を大きく左右する』と意気込む予選ではボランチでのプレーが濃厚で、3列目から攻撃を力強く牽引する」

MF野田康祐(北陸高1年)
「守備センスの高さと正確な左足キックが光る注目のルーキー。インターハイ予選では早くもスタメンに定着し、松本吉英監督に『一番番良いプレーをしていた』と言わしめた。すでに主軸の自覚十分で、『責任感を持って、攻守に貢献するくらいの気持ちで頑張る』と意気込む」

MF山本祐也(近大附高3年)
「183cmの高身長にチームトップクラスの運動量を備えた注目のMF。足元の技術も一定以上でポテンシャルだけなら、世代別代表も狙えるが、ここまではチームを勝利に導く活躍を披露できず。山田稔監督は最後の大会に向け、『チームの役に立つかどうか大事。ここ一番に強い選手になって欲しい』とハッパをかける」

MF村重尋也(西京高3年)
「正確なキックを武器に下級生の頃から主軸を担ってきたチームの要。最終学年を迎えた今年はプレーに力強さと貪欲さが生まれ、より試合での怖さが増した。インターハイ予選は負傷を抱えながらのプレーとなったが、要所で効果的なプレーを披露。本調子で迎える冬は、5年ぶりの選手権出場を狙う」

MF鈴木冬一(長崎総合科学大附高3年)
「今春、セレッソ大阪U-18から電撃移籍を果たした技巧派レフティー。インターハイ予選は登録の関係で出場できなかったが、時間の経過と共にチームメイトとの連携が深まり、躍動できる環境は整ってきた。『自分が引っ張っていかないとダメという気持ちも大きくなっている』と話すように。選手権予選では組み立てからフィニッシュまでを担う大黒柱として活躍を狙う」

FW宮木優一(四日市中央工高1年)
「名門校で入学前からAチームで出場機会を掴む有望株。中学時代はパサータイプの選手だったが、『森夢真クンを見てから自分も行かないとダメだと気付いた』と1つ上の先輩に感化されたことでプレースタイルが変化。野性味溢れる突破を繰り返し、果敢にゴールに迫る」

FW山原慧也(香芝高3年)
「中学までは左SBだったが、高校では高身長を期待され、前線にコンバート。184cmの高さを活かした競り合いの強さと左足シュートで相手ゴールに迫る本格派ストライカーとして成長してきた。主将を務める今年はエースとしての自覚が格段に増しているのも成長にとってプラス。全国レベルでどこまで通用するか観てみたい選手だ」

執筆者紹介:森田将義(もりた・まさよし)
1985年、京都府生まれ。路頭に迷っていたころに放送作家事務所の社長に拾われ、10代の頃から在阪テレビ局で構成作家、リサーチとして活動を始める。その後、2年間のサラリーマン生活を経て、2012年から本格的にサッカーライターへと転向。主にジュニアから大学までの育成年代を取材する。ゲキサカの他、エル・ゴラッソ、サッカーダイジェストなどに寄稿している。
●【特設】高校選手権2018

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