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「メッシはしゃべる必要がない主将」バルサSDがマラドーナに反論

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バルセロナのキャプテンを務めるFWリオネル・メッシ

 バルセロナのスポーツディレクター(SD)を務めるエリック・アビダル氏が、FWリオネル・メッシの“リーダー不向き論”に異を唱えた。スペイン『アス』が伝えている。

 ディエゴ・マラドーナ氏は先日、アルゼンチン代表でキャプテンを経験してきたメッシがリーダーになるには静か過ぎると指摘し、否定的な見解を示した。しかしアビダル氏は、メッシはしゃべることではなく態度でリーダーシップを発揮していると反論している。

「彼はキャプテンのお手本のような存在だ。サッカーの才能があるだけでなく、キャプテンとしての才能もある」

「彼はあまり多くをしゃべらないが、フィールド上では全てを出している。私たちにとって、そしてロッカールームでも重要な存在なのは間違いない」

「たしかにあまりしゃべるタイプではないけど、レオの場合はしゃべる必要がないんだ。彼が怒っている時はみんながそれに気づくし、喜んでいる時も同じだ」

「彼のチームにおける役割は、若い選手や新しく入ってきた選手にとって重要なものだ」

「レオは完璧な存在のように思える。だけどその裏ではハードワークを欠かしていない。その努力が多くのことを可能にするんだ」

「偉大な選手であり、彼がいるからこそ他の選手のレベルも上がっている」

 神戸に移籍したMFアンドレス・イニエスタの後を継ぎ、今季からバルセロナでもキャプテンを務めるメッシ。決して雄弁なタイプではないが、アビダル氏は彼が背中で引っ張るタイプのリーダーだと説き、マラドーナ氏の主張を一蹴した。

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