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U-19最年長のキャプテン齊藤未月「プレーでも言動でも引っ張っていきたい」

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ランニングで先頭を走るMF齊藤未月(湘南、写真前列右)

 U-19日本代表は19日に行われるU-19選手権第1戦の北朝鮮戦に向けて、冒頭以外は非公開で前日練習を行った。初戦に向けて士気が上がる中、キャプテンのMF齊藤未月は「チームの雰囲気はいい。明日に向けてしっかりと準備ができた」と手応えを口にした。

 1999年1月10日生まれ、チーム最年長の齊藤は千葉合宿2日目の9日に「全体を見て影さんが決めてくれた」と影山雅永監督からキャプテンに指名された。この日のランニングでは先頭を走る姿も見られ、「プレーでもそうですし、言動でもしっかりと引っ張っていきたい」と意気込んだ。

 リーダーとして、早生まれを含む99年、00年、01年生まれの“4世代”で構成されたチームをまとめ上げる。チーム作りにはコミュニケーション能力の高さが生きているようで、「一番年下の選手とも、いろんな選手とコミュニケーションが取れている」と楽しみながらチームを盛り立てている。

 今大会ではJリーグで経験してきた球際の激しさ、持ち前のボール奪取力を生かし、「ボールを奪い切る力、奪って縦に出ていくスピードを見せたい」とイメージを膨らませた。2大会連続のU-20W杯出場権獲得を目指し、チーム一丸となって大事な初戦へ。「誰が出ても同じパワーを出せると思う。簡単な試合ではないと思うけど、ベンチの選手を含め、全員が責任を持ってプレーすれば勝てるはず」と力を込めた。

(取材・文 佐藤亜希子)

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