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「責任感を持っている」リーダーの自覚芽生える田川、北朝鮮戦で意識するプレーは

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取材陣に対応したFW田川亨介(鳥栖)

 U-19日本代表は18日、インドネシア・ボゴールの試合会場パカンサリ・スタジアム近くの練習場で調整した。19日に行われるAFC U-19選手権インドネシア2018第1戦の北朝鮮戦に向けて、冒頭部分以外は非公開で練習を行った。

 初戦に向けて準備は整った。練習後、取材陣に対応したFW田川亨介(鳥栖)は「明日はタフな戦いになるのが見えている。自分は体を張って、チームの士気を上げる部分も意識したい」と闘志をプレーに変え、チームをリードする構えだ。

 昨年のU-20W杯ではFW久保建英(横浜FM) に次ぐ若手として国際大会を経験したが、今回は最年長となる99年組早生まれの一人となり、チーム内での立場は“一変”。「去年はついていく部分があった。今回は責任感を持っているし、それをポジティブにいい方向に持っていきたい」。リーダー格の一人として、言葉にも強い自覚がにじんでいた。

 初戦の難しさを知る田川は、北朝鮮との対戦について「裏が空いてくる可能性もある」と展望。スピードと強さが武器のレフティーにとって、裏への抜け出しが「得意な形」であることはJリーグでも証明してきた。「体を張って裏に抜けてシュートを打って、(攻撃の)リズムを作れるようなプレーをしたい」とイメージを膨らませた。

(取材・文 佐藤亜希子)

●【特設】AFC U-19選手権インドネシア2018
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