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J連覇へ“名案”トライ! 首位川崎F、チケット完売対策の「リセールサービス」開始

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毎試合のようにサポーターが等々力陸上競技場を埋め尽くす川崎フロンターレ

 川崎フロンターレは19日、シーズンチケット保持者を対象とする「リセールサービス」をトライアル実施すると発表した。サポーターが観戦できない試合の客席権利をグッズクーポンと交換するにより、クラブはチケットを追加販売できるようになり、試合当日の空席が少なくなるという効果が見込まれる。

 リセール対象となる試合は11月3日のJ1第31節・柏レイソル戦と12月1日のJ1第34節・ジュビロ磐田戦。2試合の観戦ができないサポーターは、シーズンチケットを事前の試合日に等々力陸上競技場へ持参することで、1試合単価の半額を目安としたグッズクーポンが引き換えられる。

 クラブは引き換えたチケットを後日、公式販売サイト『チケフロ』で再販売する予定。チケットがいったん完売となった場合でも、このシステムを使うことによって残券が復活する可能性があるという。なお、グッズクーポンはオフィシャルグッズショップ「アズーロ・ネロ」で使うことができる。

 昨季Jリーグ王者の川崎Fは今季、人気の高まりからシーズンチケットとハーフシーズンチケットがともに早い段階で販売終了。ホームゲームの多くの試合で前売りチケットが売り切れており、観戦したくてもできないサポーターが続出していた。

 シーズン当初は広島の独走を許していたが、終盤に入ってからは首位を奪還しており、さらに多くのサポーターが集結するのは必至。優勝争いが佳境を迎える中、まずは欧州のスタジアムで活用されるサービスを施行することで、“購入済み空席”を少なくする策に打って出た。

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