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騒動の原因チェルシーコーチへモウリーニョが大人の対応「彼のキャリアを潰すようなことだけは…」

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イアンニ氏の挑発行為に激高したマンチェスター・ユナイテッドジョゼ・モウリーニョ監督

 マンチェスター・ユナイテッドジョゼ・モウリーニョ監督は、騒動の発端となったチェルシーのコーチを擁護した。

 20日に行われたチェルシーとマンチェスター・Uの一戦で、終了間際にロス・バークリーが劇的な同点弾を挙げた直後に騒動が勃発。チェルシーのマルコ・イアンニ氏がベンチを飛び出して、モウリーニョ監督の前でガッツボーズを決めるなどの挑発行為を行い、同指揮官を激昂させる。これに対してマンチェスター・U指揮官は同氏に詰め寄ろうとし、スタッフやオフィシャルが制止に入るなど一触即発の事態となった。

 これを受け、イアンニ氏はイングランドサッカー協会(FA)から処分を下されることが決定。一方のモウリーニョ監督は、FAから注意があったものの、それ以上の処分を科されることはないようだ。

 不適切な振る舞いを行ったイアンニ氏は、試合後から非難に晒される。中には、元マンチェスター・Uのフィル・ネビル氏のようにチェルシーが同コーチを解任すべきだとの声も上がっている。しかし、試合終了後にイアンニ氏とマウリツィオ・サッリ監督から謝罪されたモウリーニョ監督は、イアンニ氏を擁護するコメントを残した。

「サッリの誠実さに感謝を表したい。それにチェルシーの誠実さにも感謝したい。しかし、彼をチームから遠ざけるようなことになれば幸せではない。これ以上の処分を彼が受けるべきだとは思えない。彼は私に謝ったし、私はその謝罪を受け入れた。彼にはセカンドチャンスが与えられるべきだ。それに彼がクビになるだけのことをやったとは思えない」

「青年のキャリアをつぶすようなことだけはしてほしくない。それにたぶん彼は最高の男で、最高のポテンシャルを持ったコーチだ。この話は彼の謝罪で終わった。彼に仕事をさせてやってほしい。誰だって間違いを犯す。私だって何度やったことか」

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