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ダービーで失策の19歳ドンナルンマに元伊代表GKがエール「敗北は人を謙虚にする」

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19歳の若き守護神ジャンルイジ・ドンナルンマ

 元イタリア代表GKディノ・ゾフ氏が、イタリア紙『コリエレ・デラ・セーラ』のインタビューに応じ、ミラノダービーで痛恨のミスを犯したミランのGKジャンルイジ・ドンナルンマにエールを送った。

 ドンナルンマは21日、セリエA第9節でインテルとのミラノダービーへ挑んだ。試合はスコアレスドローのまま終盤まで進んだが、92分、ミランの守護神はクロスへの対処を誤り、インテルのエースFWマウロ・イカルディに決勝ゴールを許した。チームはこのまま0-1で敗れ、インテルに3ポイントを献上。ゾフ氏は非難が相次いでいる19歳GKを激励した。

「ジージョ? ダービーでのミスは彼にとってプラスに働くだろう。このエピソードをきっかけに、再び成長が始まるかもしれない。良いプレーをしていないのは事実だが、逆手にとって考えれば、今回のミスは適切なタイミングで起こったのかもしれない」

「敗北は人を謙虚にする。頭の良い人であることが条件だが、謙虚であれば常に成長していける。彼は計り知れない才能に恵まれていると同時に、若く非常に頭の良い選手だ。きっと戻って来てくれる」

 また元イタリア代表FWクリスティアン・ビエリ氏も、『メディアセット』のテレビ番組の中で若きミランの守護神を擁護している。「ドンナルンマのミスだと言われているが、飛び出すのは簡単ではない。クロスは素晴らしかったし、ゴールも凄かった。それだけの話だ」と見解を示した。

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