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C・ロナウド起点にディバラV弾!ユベントスが敵地でマンUに完封勝ち、GL3連勝で首位キープ

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先制点を挙げたパウロ・ディバラ

[10.23 欧州CLグループリーグ第3節 マンチェスター・U 0-1 ユベントス]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は23日、グループリーグ第3節1日目を行った。オールド・トラッフォードでは、H組のマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)とユベントス(イタリア)が対戦し、FWパウロ・ディバラの1点を守り抜いたユベントスが1-0で勝利した。なお、11月7日にユベントス・スタジアムで再び顔を合わせる。

 前節バレンシアと引き分けたユナイテッドは、20日のプレミアリーグ第9節チェルシー戦(2-2)と同じ11人を選択。MFポール・ポグバは移籍後初の古巣対決となる。また、会見でジョゼ・モウリーニョ監督が語った通り、前日トレーニングで姿がなかったFWアレクシス・サンチェスやMFマルアン・フェライニらはベンチからも外れている。

 2連勝スタートのユベントスは、20日のセリエA第9節ジェノア戦こそ引き分けたが、今季ここまで公式戦無敗(10勝1分)と好調。先発を2人入れ替え、DFメフディ・ベナティアと左足首を負傷したFWマリオ・マンジュキッチに代え、DFジョルジョ・キエッリーニとディバラが先発復帰した。なお、出場停止明けのFWクリスティアーノ・ロナウドは、2012-13シーズンの欧州CL決勝トーナメント1回戦以来、2回目の古巣凱旋となる。

 互いに首位通過に向けて負けられない“第1ラウンド”は、前半16分にポグバがこの試合のファーストシュートを放つなど、集中した入りとなった。だが、スコアは直後に動く。右サイドからC・ロナウドがクロスを供給すると、ニアでMFフアン・クアドラードがつぶれ、中央にこぼれたボールをディバラが冷静に左足で流し込み、ユベントスが先制に成功した。

 さらにユベントスは前半22分、C・ロナウドとのワンツーでPA右に進入したDFジョアン・カンセロが右足を振り抜く。強烈なシュートだったがGKダビド・デ・ヘアに防がれ、早々の追加点とはならず。その後、ユナイテッドに押し込まれる時間帯もあったが、ボールホルダーに素早いプレスをかけるなど、再び流れを引き戻すと、38分に左45度の絶好の位置でFKを獲得する。

 キッカーはもちろんC・ロナウド。ブーイングを浴びながらも右足で放った無回転シュートはしっかり枠を捉えたが、GKデ・ヘアがストップ。弾いたボールにMFブレズ・マトゥイディが反応し、左足ボレーシュートを放ったが、これもGKデ・ヘアに防がれ、前半を1-0で終えた。

 後半もユベントスペースで時間が進む。7分、右サイドでパスを受けたクアドラードがPA右に落とすと、C・ロナウドが右足を一閃。強烈なシュートがゴール右上のいいコースに飛んだが、GKデ・ヘアのファインセーブに阻まれる。一方のユナイテッドは前半シュート1本に終わり、後半もユベントスの前からのプレスに手を焼く苦しい展開。敵陣でパスを回す機会を増やしていくが、最後のところでキエッリーニを中心とした堅守を崩すことができず、決定機を作り出すことができない。

 縦へのスピーディーさには欠けるが、後半20分すぎからユナイテッドがボールの主導権を握る。30分には、ペナルティーアーク手前でボールを奪ったポグバが反転から左足を振り抜くが、左ポストを直撃。チャンスを逃した。対するユベントスは33分にディバラに代えてFWフェデリコ・ベルナルデスキ、36分にはクアドラードを下げてDFアンドレア・バルザーリを入れ、攻守両面でテコ入れを図った。

 さらにユベントスは後半42分、カンセロに代えてMFドウグラス・コスタを投入。残り時間で追加点を狙いにいく。一方、ユナイテッドを率いるジョゼ・モウリーニョ監督は交代カードを使わず、試合はそのまま1-0でタイムアップ。攻守でバランスが取れていたユベントスが3連勝で首位をキープした。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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