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チームは勝利も満足せず…終盤出場のザルツブルク南野拓実「惜しいシーンをゴールに」

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南野拓実は後半37分から登場

 日本代表FW南野拓実の所属するザルツブルクは25日、ヨーロッパリーグ(EL)グループリーグ第3節でローゼンボリ(ノルウェー)と対戦し、3-0で勝利した。ベンチスタートだった南野は、後半37分から途中出場した。

 開幕2連勝のザルツブルクは、前半34分にFWモアネス・ダブールのゴールで均衡を破ると、後半8分にはFWハンネス・ボルフがドリブルからゴールネットを揺らしてリードを広げた。さらに14分、MFアマドゥ・ハイダラが獲得したPKをダブールが冷静に決めて勝負あり。終始優勢に試合を進めたザルツブルクが3-0で完封勝利した。

 12日のパナマ戦で1ゴール、16日のウルグアイ戦で2ゴールを挙げた日本代表FWは、疲労を考慮して20日のリーグ戦はベンチ外。この日もスタメンではなかったが、「絶対に、ほぼ確実に試合には出す」と指揮官から告げられ、後半37分からピッチに立った。すると、投入直後に右からペナルティーアーク内に切れ込んで左足を一閃。強烈なシュートはGKに止められたが、調子の良さを伺わせた。

 しかし、途中出場でもそのシュートを決めたかったという気持ちは強い。「1本シュート打ったのと1本惜しい場面があったので、そういうところをゴールに繋げれるようにやっていければと思います」と前を向く南野。11月には、アジアカップ前最後の国際親善試合が控えており、再び招集されるためにも所属クラブで結果を残したいところ。

「おさめることだったり、もっとダイナミックに質の高いプレーで関わっていくということは、前回の代表でも僕がもっとよくしていかなければいけないと感じたところだったので、そういうところはこっちに帰ってきてからも意識してプレーしています」

 今季ここまでザルツブルクで公式戦15試合で3ゴール1アシストを記録している南野。所属クラブでさらに存在感をさらに強め、それをエースとして日本代表に還元する。

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