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ベティスにホームで敗戦のミラン指揮官ガットゥーゾ「最も酷い試合。眠れないだろう」

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 ミランの指揮官ジェンナーロ・ガットゥーゾは、25日のベティス戦終了後、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、敗戦の弁を述べた。

 ミランは25日、ヨーロッパリーグ(EL)グループFの第3節において、MF乾貴士が所属するベティスをホームに迎えた。30分および55分に失点し、2点のリードを与えたミランは、83分、FWパトリック・クトローネのゴールで1点差に詰め寄るも力及ばず、1-2で敗戦。EL3試合を終えて2勝1敗となり、首位の座をベティスに明け渡した。ガットゥーゾ監督は試合を振り返った。

「苦しめられた。チームは自信を失っているようだ。プレッシャーを感じているようで、自分たちのプレーを発揮できなかった。終盤になってようやく本来の動きになった。今日はベティスが試合を支配していた。選手たちの精神的な弱さを心配している」

「プレーの流動性が良くなく、ボールを回せなかった。戦術上の問題もあるかもしれないので、選手と話をする必要があるが、2週間前と比べると、まるで別人のようだった。解決策を見つけていかなければならないが、システムの問題ではなく、メンタル面の問題なのではないかと考える。」

 ベティス戦においても、エースのイグアインが輝きを放つことができなかった。

「彼が問題なのではない。チーム全体が動いていない。中盤の選手が出てこないで、下がってしまうことが多かった。守備についてもあまり良くなかった。だが一番の責任は私にある。私が正しい解決策を見つけなければならない」

 21日のミラノダービーから公式戦2連敗となったが、ガットゥーゾ監督は自身の去就について疑問の声が上がることに理解を示した。

「私は栄誉あるミランの指揮官であり、議論が行われるのは適切だと思う。今日はミスを犯してしまった。以前のようなパフォーマンスを取り戻せなければ、厳しいだろう。このようなパフォーマンスの後では、なかなか眠れないと思う。これまでの試合の中でも最も酷い試合の部類に入ると思う。ベローナに負けたときやベネベントと引き分けたときのようだ。このままではリーグ戦を戦うのも厳しい。今日の結果は受け入れられるものではない。苦い思いとともに不安を感じている」

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