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“途中参戦”の男の思い…湘南FW山崎凌吾「覚悟を持ってピッチに立つ」

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湘南ベルマーレFW山崎凌吾

 シーズン途中の加入だった。湘南ベルマーレFW山崎凌吾は加入直後から定位置を確保すると、J1リーグ戦で11試合4得点を挙げるだけでなく、ルヴァン杯では決勝トーナメントの全試合に出場して、チームの史上初となる決勝進出に貢献。そして、決勝を翌日に控え、男はある思いを口にした――。

 今年7月に徳島から湘南へ完全移籍。加入以前からルヴァン杯の試合は消化されており、加入した段階でチームはすでに決勝トーナメント進出を果たしていた。だからこそ、グループリーグ、プレーオフステージを戦い、勝ち上がってきた仲間への思いがある。

「ルヴァン杯は僕が加入する前から皆で戦い抜いてきた大会。僕がピッチに立つことになれば、その選手の分もやらないといけないし、その覚悟を持ってピッチに立ちたい」

 タイトル獲得のためには勝利するしかない。「ここまで来たら優勝以外は全部一緒だと思う。こういうチャンスは毎年訪れるものではないので、しっかりと優勝をつかみ取りたい」と力強く語った。

(取材・文 折戸岳彦)
●ルヴァン杯2018特設ページ

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