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天皇杯でJ1王者撃破の山形、水戸に完封負けでPO出場が消滅

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[10.28 J2第39節 山形0-1水戸 NDスタ]

 10位モンテディオ山形がホームで14位水戸ホーリーホックに0-1で敗れた。前半39分に決められたFW岸本武流のゴールが決勝点。24日の天皇杯準々決勝で昨季J1王者の川崎Fを破るサプライズを起こしたが、いい流れをリーグ戦につなげることはできず、8試合勝ちなし(5分3敗)でJ1参入プレーオフ出場の可能性が消滅した。

 山形は12得点のMF小林成豪、水戸はMF伊藤涼太郎と並ぶ9得点のFWジェフェルソン・バイアーノと、両チームのトップスコアラーがそろって出場停止。スコアレスの時間が長く続いたが、アウェーの水戸が隙を突いて先制した。

 前半39分、山形のMF山田拓巳が左サイドのスローインで自陣方向に下げようとすると、奪った岸本がドリブルで前進。複数のDFを相手にPA内右へ強引に運び、右足のシュートでネットを揺らす。

 岸本の第11節・京都戦(1-2)以来となる今季3点目で先手を取った水戸が、そのまま1-0で前半を折り返した。

 山形は後半開始からその山田を下げ、MF内田健太を投入。山田のキャプテンマークはFW南秀仁が受け継ぎ、残り45分間での巻き返しを図った。

 だが、その後も早めの交代策で3枚のカードを使い切りながら、ペースを完全には引き寄せられず。1-0で逃げ切った水戸が2連勝を飾り、山形との順位を逆転した。

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