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レスター会長が“墜落ヘリ”に乗っていたとBBC報道、涙するスタッフの姿も

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キングパワー・スタジアムの外でヘリコプターが墜落、炎上した

 英『BBC』によると、FW岡崎慎司の所属するレスター・シティのオーナーであるビチャイ・スリバッダナプラバ氏も墜落したヘリコプターに乗っていたようだ。家族に近い関係者が語っている。

 事故は27日に本拠地キングパワー・スタジアムで行われたプレミアリーグ第10節、レスター対ウエスト・ハムの試合終了後に起きた。試合終了から1時間後の現地時間午後8時半ごろ、スリバッダナプラバ氏が所有するヘリがスタジアム内から離陸。数秒後にコントロールを失い、駐車場に墜落して炎上した。

 この試合を取材し、ヘリが墜落するのを見たというフリーのカメラマンは「ヘリコプターのエンジンが止まったような気がしたので振り返ってみたら、ブンブンいう音がした。そこからヘリは静かになり、コントロールを失って回転していた。そして、大きな音がして炎上した」と当時の状況を振り返った。

『BBC』によると、スリバッダナプラバ氏の家族に近い関係者が、そのヘリにオーナーが乗っていたと証言しているという。しかし、ヘリに何人乗っていたかはまだ分かっていない。また、取材のために試合会場にいたBBCコメンテーターのイアン・ストリンガー氏は「トップチームのスタッフが涙を浮かべているのを見た」と現場の様子を語っている。

 スリバッダナプラバ氏は、2010年8月にレスターを買収。11年2月に会長に就任した。その後、2015-16シーズンに“奇跡”のプレミアリーグ制覇を成し遂げ、選手たちにBMWのスポーツカーをプレゼントしていた。スリバッダナプラバ氏はホームゲームのあとでセンターサークルからヘリで帰ることが多かった。

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