beacon

古巣札幌戦でPK献上…名古屋DF櫛引「悔しいという気持ちしかない」

このエントリーをはてなブックマークに追加

古巣戦に臨んだDF櫛引一紀

[10.28 J1第18節延期分 名古屋1-2札幌 パロ瑞穂]

 名古屋グランパスはホームで北海道コンサドーレ札幌に1-2で敗れた。第6節の敵地での一戦に続く古巣戦の先発出場となったDF櫛引一紀だが、屈辱のシーズンダブルを食らった。

 前半7分、櫛引はエリア内に侵入したDF進藤亮佑をファウルで止めてしまう。先制点の引き金となるミスになってしまった。「相手に勢いよく来られてバタバタしてしまった。悔しいです」。25歳DFはそう言って唇を噛んだ。

 櫛引はJ2だった昨年より名古屋に期限付き移籍。J1に昇格した今季は完全移籍を決めて、勝負している。4月の初対決の前にも「何としても出たい」と闘志を燃やしていた古巣戦。リベンジを期した一戦だったが、返り討ちにあってしまった。

 普段通りと努めた一戦。「PKを与えてしまったところ以外は、自分の思った通りにできた」と振り返るものの、結果がすべて。ただ最後は「悔しいという気持ちしかないけど、すぐ試合が来るので切り替えるだけだと思います」と必死に顔を上げていた。

(取材・文 児玉幸洋)
★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2018シーズンJリーグ特集ページ

TOP