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アーセナル、公式戦連勝は『11』でストップ…ジャカ&オーバメヤン弾もPK2本献上でドロー

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アーセナルは公式戦12連勝とはならず

[10.28 プレミアリーグ第10節 クリスタル・パレス2-2アーセナル]

 プレミアリーグは27日、第10節を行った。アーセナルは敵地でクリスタル・パレスと対戦し、2-2で引き分けた。アーセナルの公式戦連勝は『11』でストップした。

 25日のヨーロッパリーグ(EL)グループリーグ第3節スポルティング・リスボン戦(1-0)から中2日で試合を迎えたアーセナルは、先発を6人変更。MFメスト・エジルやFWアレクサンドル・ラカゼット、MFルーカス・トレイラらがスターティンメンバーに名を連ねた。

 3連敗中のパレスは前半15分、右サイドからMFアンドロス・タウンセンドが入れたクロスがファーサイドまで流れ、FWウィルフレッド・ザハが右足でニアに蹴り込んだが左ポストを直撃。16分には、左サイドでの細かいパス回しからDFパトリック・ファン・アーンホルトが折り返したボールをタウンセンドが左足で合わせる。しかし、立て続けのチャンスを逃し、先制点とはならなかった。

 12連勝を目指すアーセナルは、前半22分にラカゼットがPA右手前でボールを奪い、FWアレックス・イウォビのリターンパスを左足で狙うが、体勢を崩してシュートはゴール左へ逸れていく。すると、44分に相手のセットプレーからDFシュコドラン・ムスタフィがMFシェイク・クヤテを倒してしまい、PKを献上。これをMFルカ・ミリボイェビッチに決められ、1点ビハインドで前半を終えた。

 アーセナルは後半開始からDFエクトル・ベジェリンに代えてDFステファン・リヒトシュタイナーを投入。6分、トレイラがPA右角付近でFKを獲得すると、MFグラニト・ジャカが左足でゴール左上隅に突き刺し、試合を振り出しに戻す。さらに11分、右CKから相手の頭をかすめてファーに流れ、オーバメヤンが右足で合わせる。かき出されたが、ゴールラインを越えていたと判定され、得点が認められた。

 後半の早い時間帯に2ゴールを奪い、逆転に成功したアーセナル。後半23分にウナイ・エメリ監督は、精彩を欠いたエジルに代えてFWダニー・ウェルベックを入れる。さらに33分にはオーバメヤンに代えてMFアーロン・ラムジーを投入し、ダメ押しゴールを狙いにいった。

 しかし、アーセナルが突き放せないでいると、後半37分にドリブルでPA右に進入したザハをジャカが倒してしまい、パレスがPKを獲得。再びキッカーを務めたミリボイェビッチが豪快にゴール左に決め、2-2と同点に追いついた。試合はそのままタイムアップを迎え、勝ち点1を分け合った。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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