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タフに守った橋岡、有言実行の無失点で世界切符!アウェー×雷雨も「集中切らさずにできた」

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試合終了後、DF橋岡大樹(浦和)が日本のサポーターにガッツポーズ

[10.28 AFC U-19選手権準々決勝 U-19日本代表 2-0 U-19インドネシア代表]

 大一番で有言実行の無失点だ。U-19日本代表のセンターバックを担うDF橋岡大樹(浦和)は球際でタフに戦い、何度も攻撃を跳ね返した。後半は前がかりになった相手に背後を狙われ、サイドを攻められる展開が続いたが、抜け出した相手に対応してクリア。「隙を見せなかった」と最後まで粘り強く守り抜いた。

 局面での1対1に負けない対人戦の強さを見せた。「そういう僕の良さが出せた試合ではあるかなと思いますけど、『0』に抑えられたことが、チームとしても僕としても本当にうれしい」。冷静にラインをコントロールし、目標達成の無失点で世界切符をつかんだ。

 60,154人の大観衆がスタジアムを埋め尽くした。ピッチ上で声がかき消されるほどの大声援がアウェーの空気をつくりだしたが、その熱量にも「大声援は浦和で慣れている」と平常心。さらに後半は雷雨に見舞われ、視界も見えにくい悪状況となったが、「その環境でも僕たちはしっかり集中切らさずにできたと思う」とタフに戦った。

 この1勝で来年ポーランドで開催されるU-20W杯の出場権を獲得した。浦和の先輩にあたるDF槙野智章、MF柏木陽介ら“調子乗り世代”はワールドユース(U-20W杯)で世界としのぎを削った。「偉大な先輩たちに追い付きたい。先輩が見た世界を見たい」。来年のU-20W杯を見据えながら、「まずは次の準決勝にしっかり勝って、決勝に臨めるように頑張りたい」と大会連覇に視線を向けた。

(取材・文 佐藤亜希子)

●【特設】AFC U-19選手権インドネシア2018
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