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補強ゼロ、スタジアム未完成…ポチェッティーノ「最悪の気分だ」

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トッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督

 トッテナムを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督が、現在の自身の心境について、「最悪」と表現した。

 トッテナムは、29日に行われたプレミアリーグ第10節でマンチェスター・シティと対戦し、0-1で敗れた。それでも、ここまで7勝を挙げており、クラブ史上最高の序盤戦としている。

 しかし、トッテナムは今夏の移籍市場で誰一人として補強せず、新スタジアムの完成も遅れている。アメリカン・フットボールの試合直後、荒れた芝のウェンブリーでのマンチェスター・C戦前、ポチェッティーノ監督は以下のように話した。

「自分自身、最高の空気とは言えないね。色んなことが起こった。チームはプレミアリーグ史上最高のスタートを切った。でも、私の気持ちはここでの5シーズンの中で最悪だ。私は常にメディアと良好な関係を保ってきたよね。でも、今の気分は最悪なんだ」

「チャンピオンズリーグとプレミアリーグを戦っているんだ。他のチームと同じコンディションで戦うことが最も重要だ。すべてが完璧であるとは言えない。今現在、他のクラブとは異なる状況とプロジェクトだからだ。ただ、新たなスタジアムで戦えるようになれば、同じプロジェクトになるだろう。リヴァプール、マンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッド、チェルシー、アーセナルらと同じにね」

 補強なしで戦う苦しみを示唆したポチェッティーノ監督だが、当初8月に完成予定だった新スタジアムのオープンまで何とか踏ん張って、今後クラブからのサポートを受けることができるだろうか。

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