ユベントスのDFジョアン・カンセロがポルトガル代表とクラブで共にプレーするFWクリスティアーノ・ロナウドを「生まれながらの勝者だ」と称賛した。

　24歳のカンセロは今年7月にバレンシアから加入し、今シーズン公式戦10試合に出場。今季負けなしのチームで右サイドバックの定位置を獲得している。カンセロは同時期に移籍してきた同郷出身のロナウドに対して絶大の信頼を『スカイスポーツイタリア』に語った。

「彼は他のどの選手とも違う。彼がユベントスに来てから、チームとしてのレベルを上げただけでなく、チームメート個人の力も引き上げた。ユベントスはすでに素晴らしいクラブだったが、今はロナウドがいる。最大目標のUEFAチャンピオンズリーグを見据えるようになった。クリスティアーノは勝つために、チームを勝たせるために生まれてきたんだ」

「僕は毎日、バロンドールを5度受賞しているクリスティアーノと練習している。もし彼が今年受賞できなかったら、それはあり得ないことだ。彼はすべてのサッカー選手のなかでベストの存在だよ。昨シーズン誰よりも優れていたことは疑う余地もない。チャンピオンズリーグで15ゴールを決めて優勝したんだからね」

　またカンセロは、28日に行われたロナウドの移籍後はじめてのクラシコについて語っている。

「彼がチームのためにプレーすれば、そのチームがベストになる。その証拠が先日のクラシコだ。リオネル・メッシ抜きのバルセロナは5-1で勝利し、クリスティアーノ・ロナウド抜きのレアル・マドリーは5-1で敗れた。これが違いだ」

　ロナウドはセリエA開幕3試合でノーゴールとスタートダッシュにこそ失敗したものの、第10節終了時点で7ゴールを記録し、チームをけん引する存在になっている。本領を発揮し始めたロナウドからまだまだ目が離せそうにない。

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