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カタールW杯からアジア枠は「8」に?FIFA会長が言及「可能であるならばなぜやらない?」

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カタールを視察するインファンティーノ会長

 FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長が、2022年カタール・ワールドカップの出場国を増やす可能性について言及した。『スカイスポーツ』が伝えている。

 FIFAは今年、史上初めて共催で行われる2026年アメリカ、メキシコ、カナダ大会において、出場国数を32チームから48チームに拡大することを決定している。

 しかし、チーム数は2022年のカタール大会から増える可能性があるようだ。アジアサッカー連盟の総会で演説したインファンティーノ会長は、次回大会から拡張することを示唆している。

「2022年に起こるだろうか? その可能性を伺っている。もし可能であれば、なぜやらない?」

 そして会長は、拡大することになればアジア枠は現在の「4.5」から「8」に増やすことになるだろうと示唆したようだ。

 また、2022年にチーム数を増やすためには、カタールと近隣諸国の助けが必要だとも話している。

「可能かどうか見る必要がある。カタールの友人や他の近隣の地域の友人たちと話し合っているところだ。それが起きることを願っている」

「もしそうならなくても、トライし続けるだろう。物事を良くするためにいつでも挑戦し続けなければならないからだ」

 カタールは現在、中東で孤立状態にある。昨年6月、テロリストの支援を行っているとされ、近隣のサウジアラビアとUAE、バーレーン、エジプトなどの計6か国は国交断絶を発表。カタールは否定しているが、未だ回復していない状況にある。

 政情は不安定な状況だが、大会が開催される2022年までに正常化し、無事に4年に一度の祭典を開催することはできるのだろうか。
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