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香川真司ら7人入れ替えのドルトムント、指揮官の評価は?「ロストが少し多かったが…」

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ドルトムント指揮官がMF香川真司らに言及した

 ドルトムントは10月31日に行われたDFBポカール2回戦で、2部ウニオン・ベルリンに延長戦の末3-2で勝利した。ルシアン・ファーブル監督は試合後、日本代表MF香川真司ら7人を新たにスタメン起用したチームについて言及した。

 ホームにウニオン・ベルリンを迎えたドルトムントは、いずれも香川が絡む形で2度リードを奪うもそのたびに追いつかれる苦しい展開となる。それでも、延長後半アディショナルタイムに香川に代わって途中出場したマルコ・ロイスがPKを沈め、今季公式戦負けなし同士の対決を辛うじて制した。

 ファーブル監督は、この一戦でブンデスリーガ前節ヘルタ・ベルリン戦から負傷明けの香川やDFエメル・トプラク、FWマリウス・ボルフ、MFユリアン・バイグル、公式戦初出場となったGKマルビン・ヒッツら7人を入れ替える大幅なターンオーバーを敢行している。

 試合後の記者会見で苦戦の要因について問われると、以下のように語った。

「(苦戦は)相手チームによる部分もある。相手はとても上手く守備し、非常にコンパクトでアグレッシブ、フィジカルな戦いをしていたからね。我々にとって競り合い、特に空中戦は非常に難しかった。このような相手との対戦に慣れていかなければいけないね」

「ベストの解決策を見つけなければいけない。時折、少しばかり複雑過ぎるプレーをした。だが、全体的にはオーケーだっただろう。常に前方へのプレーを目指していたからね。スピードを持ってプレーしなければいけないが、時には我慢も必要だ。危険なエリアでのボールロストがちょっとばかり多過ぎた」

 課題を指摘したスイス人指揮官だが、その一方で「最終的には次に進むことができた。結果としてカウントされるのはそれだ。結局のところ、(勝利は)不当ではなかっただろう」と満足感を口に。「終盤に2-2とされ、延長戦を戦うことになったのは残念だが、幸いPK戦は免れた」と安堵の表情を浮かべた。

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