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[アルゼンチン戦まであと3日]代表デビューを目指す21歳・丹羽の誓い「イヤなプレーを全力でやる」

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丹羽海斗は中野崇フィジカルコーチに積極的に話を聞きに行った

 日本代表に初めて選ばれた丹羽海斗が1日、練習を終えて安堵の表情を浮かべた。

「僕は体がまだ小さく、発展途上です。それにほかの皆さんのように華麗なプレーはできないので、音に対する反応速度とアプローチで勝負したい。相手のパスに速く反応してルーズボールを奪ったり、パスの出所に素早くアタックしてつぶしに行きたい。(相手にとって)イヤなプレーを全力でやってチームに貢献したいです」

 この日も、ボールをしつこく奪いにいって他の選手と激しく接触を繰り返し、アイマスクが外れてしまう場面もあった。先月26日に21歳になったばかりの丹羽にとって2年後の東京五輪パラリンピックの存在は特別だ。

「一番目指したい大会です。夢の舞台に立てるよう、全力でプレーしたい」

 世界ランク2位のアルゼンチン戦でデビューできれば、夢の舞台は目標に変わる。

(取材・文 林健太郎)

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